開拓という夢の出発点で未来の私達に託された開拓者精神、厳しい自然と向き合う銀杏並木と、道庁の素材や細部に宿る職人気質を、次の時代に受け継ぐタイムレスな広場 。
道庁赤れんが庁舎から東に延びる札幌発祥の道、北3条通。その出発地点100mが赤れんが舗装の広場となった。イチョウ並木と木塊れんがの土木遺産が重層する歴史を感じながら、四季を通じて大人の文化を享受できる「北3条広場(アカプラ)」。 赤れんがは、札幌三井JPビルディングの「赤れんが テラス」と日本郵政グループ札幌ビルの周辺まで連続し赤れんが テラスは地下歩行空間(チ・カ・ホ)に賑わいをもたらし、アトリウムテラスや展望ギャラリーまで、アカプラ周辺の景色が立体的に繋がっている。 普段は上質な空間でゆったり過ごせ、季節毎のイベントも楽しめる新しい名所が誕生した。歩き出会い感じる新名所。 産官学協同の一体感あるデザインと運営で、上質な都市の豊かさを未来へつなぐ。

2014

2,800m²

Landscape Design

札幌市中央区北2条西4丁目及び北3条西4丁目

http://kita3jo-plaza.jp

ランドスケープデザイン/アースケイプ
施主：三井不動産株式会社、日本郵便株式会社、札幌市、札幌駅前通まちづくり株式会社
設計：日本設計株式会社
施工：三井住友建設株式会社

GOOD DESIGN AWARD 2015